本部には魅力的な穴場が多いです。
本部は自然がたくさんあって海に囲まれている地域ですから、海が見どころのスポットもたくさんありますし、移動中も自然の景色が楽しめます。
役場でも観光文化のまちと紹介されているくらいで、ここに滞在していると帰りたくなくなってしまうかもしれません。
地元民である私も、プチ旅行で本部に宿泊した時は本気で引っ越しを考えたくらいです。
ここでは、そんな本部の中でも、特に魅力的だった穴場スポットを紹介します。
塩川
塩川は、その名前の通り塩分が含まれている水が流れている川です。湧水から塩水が流れているのは珍しく、世界でも塩川を入れて2か所しかないと言われています。
あまり広くなく、感嘆をもらすような感じでもありませんが、静かでゆったりとした空間はすごく気持ちが良いです。
木がたくさんありますので木陰も多く、暑い日には木陰でゆっくり、水や風の音を感じるのもおすすめです。
道沿いにあるので場所は分かりやすいのですが、駐車場が芝生になっているため、分かりにくいです。私もここに停めて良いのかと疑問になりました。
調べてみると、芝生のところに停めても良かったみたいです。
基本情報
入場料:無料
利用時間:24時間
場所:本部町字崎本部
駐車スペース:〇
雨の日:×
観光時間目安:10~20分
ゴリラチョップ
ゴリラチョップというのは、崎本部緑地公園にあるビーチなのですが、ゴリラがチョップしているような形の岩があることから、そう呼ばれるようになりました。
確かに、ゴリラの顔とその前にチョップのような形をしている岩があって、見ていて面白いです。
自然にこの形になったと思ったら、なんだかすごいですよね。
ゴリラチョップは、そのインパクトが強いのですが、海がキレイな場所でもあります。日によっては少し色が濃いことがあります。
シュノーケリングもできます。
基本情報
入場料:無料
利用時間:9時~ 施設は15時30分まで、駐車場は16時まで
場所:本部町崎本部緑地
駐車スペース:○
雨の日:×
観光時間目安:30分~
恋人ビーチ
恋人ビーチは、ヤシの木がたくさん植えられているビーチで、手ぶらで行ってバーベキューもできます。バーベキューをする場合は予約をしてから訪れましょう。
キレイな海があって居心地の良い場所なのに、人が少ないので、ゆっくり過ごしたい人におすすめです。
潮風に吹かれ、波の音を聞きながら食べるバーベキューは格別です。
夕陽の映える場所ですから、バーベキューを楽しんだ後に、夕陽を眺めながらまったり過ごすのも良いですよ。
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基本情報
アンチ浜
アンチ浜は瀬底島にあるビーチです。透明度が高く、ビーチの砂もサラサラで、はだしで歩いているのも気持ち良いです。
駐車場はビーチの目の前にありますので、車の中からのんびり海を見ることもできます。
アンチ浜では温水シャワーを250円で借りられたり、シュノーケルを1500円でできます。せっかくなので泳いだ方が良いかもしれません。
透明度が高い海では、魚が泳いでいる姿もチラホラ見られるのも心癒されます。パーラーも近くにあって、そこで食事もとれます。
ただ、橋の下は流れが早くなったり、急に深くなる場所がありますので、遊泳禁止となっています。泳ぐにしても自己責任となりますので注意!
寒い時期に行くと泳げはしませんが、人が少なく静かです。
基本情報
入場料:無料(ビーチ前は500円)
利用時間:24時間
場所:本部町瀬底2631-1
駐車スペース:○
雨の日:×
観光時間目安:30分~
よへなあじさい園
よへなあじさい園は、5月頃には30万輪ものあじさいが咲き誇り、キレイなあじさいが眼下いっぱいに広がる場所です。
40種類以上もあじさいがあり、遊歩道を歩くだけでも楽しい気持ちにさせてくれます。
花が好きな女性はもちろん、あまり花に興味がない男性も、思わず見とれてしまうくらいの美しさが広がっていますので、5月頃に訪れる際はぜひ行ってみてください。
基本情報
亀の浜
海洋博公園の中にある亀の浜。岩場が多い海です。海の透明度が高く、遠浅ということもあって、遠くの海中内にある岩場も透けて見えるくらい。
高い位置から海を一望できるので、そこからの景色も圧巻です。亀の浜を近くから見るのも透き通っていてキレイなので、ぜひ両方を楽しんでみてください。
ただ、海洋博公園の中でも、奥の方にありますので少し分かりにくい場所にあって探しにくいです。
沖縄美ら海水族館からウミガメ館やマナティー館に向けて歩き、そこを超えたあたりから見えてきますから、景色を楽しみながらゆっくり歩いてみるといいですよ。
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基本情報
入場料:無料
利用時間:3~9月は8時30分~19時 10~2月は8時30分~17時30分
場所:本部町字石川424番地
駐車スペース:○
雨の日:×
観光時間目安:30~60分
熱帯ドリームセンター
熱帯ドリームセンターの魅力は、なんと言っても植物に囲まれている場所を歩けるということです。
2000株以上のランが咲き誇り、キレイに管理されたジャングルに訪れたような感覚になります。
室内を一望できる遠見台では園内を一望できますし、アロワナやレッドテールキャットフィッシュなどの魚も観察できるビクトリア温室なども絶対に見ておきたい場所です。
自然が好きなカップル、魚を見るのが好きなカップルなら、より楽しめるでしょう。
基本情報
入場料:大人1人 760円
利用時間:10~2月は8時30分~17時30分 3~9月は8時30分~19時
場所:本部町字石川424番地
駐車スペース:○
雨の日:○
観光時間目安:30~60分
公式サイト:熱帯ドリームセンター
おきなわ郷土村
おきなわ郷土村は海洋博公園の中にあり、17~19世紀頃の沖縄の民家を再現しています。
村という名前が付いているように、少し広く、昔の村を散策しているような気持ちになります。沖縄で生まれ育った私にとっては、どこか懐かしいような感覚がしました。
中にはヤギもいて、草をあげながらふれあえるのも楽しいですよ。
外を歩くことになりますので、暑い日はしっかり紫外線対策や水分補給をしておきましょう。
基本情報
入場料:無料
利用時間:3~9月は8時30分~19時 10~2月は8時30分~17時30分
場所:本部町字石川424番地
駐車スペース:○
雨の日:△
観光時間目安:30~60分
公式サイト:おきなわ郷土村
効率よく巡るプラン
A 塩川
B ゴリラチョップ
C 恋人ビーチ
D アンチ浜
E よへなあじさい園
F 熱帯ドリームセンター
G 海洋博公園
H おきなわ郷土村
県道449号線を通って南部から来た場合、A塩川から順番に行くと効率が良く巡れます。
C恋人ビーチとDアンチ浜は近くにありますし、F熱帯ドリームセンター・Gおきなわ郷土村・亀の浜は同じ敷地内(海洋博公園)にありますので、効率とかは特に考えなくても良いかもしれません。
ただ、Eよへなあじさい園は、ここで紹介している穴場スポットの中でも少し道から外れた場所にありますので、最後に回すか別の日にしてしまうのも良いでしょう。
それから、Eよへなあじさい園と海洋博公園にあるF熱帯ドリームセンター・Gおきなわ郷土村・亀の浜は結構歩き回ることになります。
体力のない人は日が落ちる少し前くらいの時間帯を狙って回ったほうが良いと思います。
と言っても、明るい方が景色もキレイなので、暗くなる1時間30分前、夏なら6時頃、冬は4時30分頃には回り始めておくことをおすすめします。
ゆっくり楽しみたいなら、それよりも早く回り始める必要がありますが。
まとめ
海洋博公園と言えば、沖縄美ら海水族館が有名なのですが、その中にある熱帯ドリームセンターやおきなわ郷土村、亀の浜もおすすめ。
また、沖縄の北部全般に言えることなのですが、海が透き通っているくらいキレイなところが多く、本部は海を楽しめるスポットが多いです。
海が見える道も多いので、目的地に向かっている間に景色を楽しめるのも本部の良いところです。
ぜひ道中も楽しんで行ってください。