JAFのテストによると、真夏の暑い時は車内が57℃になることもあるというデータもあります。ダッシュボードに至っては最高79℃になったという記録も…。
真夏はこれだけ暑くなってしまいますから、車内で涼しく過ごすことは、ただ快適に過ごせるようになるだけでなく、危険を回避することにも繋がります。
私は、日差しが強い沖縄で生活しているのですが、何もしなかった時と比べて、かなり涼しさが違います。
ここでは、車内で涼しく過ごすためにできることを紹介します。
どれも簡単にできることばかりなので、ぜひ実践して快適なドライブライフを送ってください。
目次
ハンドル日よけカバーを装着する
真夏のハンドルは、触るのがつらいほど熱くなってしまいますよね。
急いでいる時には、我慢しながら熱いハンドルで運転をしなければならなかったりと、結構大変です。
私自身、外に駐車していた車に乗り込んだ時、直接触るのができなくて人差し指と親指で「あちっ!あちっ!」って言いながら運転していたことがあります。
それを予防するのにおすすめなのがハンドル日よけカバー。
ハンドル日よけカバーを装着しておくことで、ハンドルが熱くなるのを防ぎ、急いでいる時もカバーを取ってすぐに運転ができるようになります。
オシャレなハンドルカバーも豊富にありますから、車内の雰囲気を壊すことなく暑さ対策ができます。
白いタオルをかけておくのも効果的
楽天のハンドルカバーを見ると、安い物でも1,600円(送料込み)くらいですから、高いと感じる人もいるかもしれません。
そんな人は、白いタオルをかけておくだけでもハンドルが熱くなるのを防げますよ。白色は紫外線をはね返してくれますから。
また、少し面倒ではありますが、車に乗った時に濡れたタオルでハンドルを拭くのも効果的です。
空気を入れ替える
駐車している車に乗り込んだ時、熱気がこもるせいで、すごく暑くなってしまうことがあります。
そんな時に車の空気を入れ替えるだけで、早く涼しくなりますよ。
私の場合、クーラーをつけるよりも真っ先に窓を開けていました。中にこもっている空気を外に追い出すと、すぐに涼しくなりました。
効果的な空気の入れ替え方は、運転席以外の窓を全開にして、運転席のドアを開け閉めするだけ。これを6回くらい行うだけで、車内のこもった熱気がなくなります。
開け閉めをする時は周囲に気を付けて、強くしすぎないように気を付けてください。
窓を全開にして車を走らせる
急いでいる時などは、窓を全開にして走らせるだけでも効果的です。
風が入ってきてすぐに車内の熱気を取り払ってくれます。2分くらい走らせた後にクーラーをつけると快適なドライブができます。
サンシェードを用意する
ダッシュボードは直射日光が当たる部分ですから、かなり熱くなります。JAFのテストでも最高79℃を記録しているほど。
そんなダッシュボードを熱から守ってくれるのがサンシェードです。外に駐車していた場合はこれがあるかないかだけで、かなり車内の温度が変わりますよ。
質の良いサンシェードは取り付けるだけで、ダッシュボードやハンドルはもちろん、車内の温度が上昇するのを防いでくれますから、乗った時から快適に過ごせるでしょう。
100均にあるものでも良いのですが、オシャレなものやしっかりした効果のあるものが欲しいという人は、質の高いサンシェードを使ってみてください。
遮熱フィルムを貼る
車の窓ガラスに直接遮熱フィルムを貼ることで、赤外線や紫外線を遮り、車内の温度が上昇するのを防げます。
この遮熱フィルムの有る無しで、車内の温度がかなり変わりますし、紫外線から肌を守るという意味でもおすすめです。
遮熱フィルムは色付きのものもありますが、道路交通法や道路運送車両法によると、可視光線透過率が70%を下回ると違反となってしまいますので、透明のものを選んでください。
私も透明のものを使うようになってから全然変わりました。
最初は「今までと見た目が全然変わってないけど大丈夫かなぁ」と心配でしたが、車に乗り込んだ時の温度が全然違いましたのビックリしました。
面倒な人は断熱スプレーもおすすめ
遮熱フィルムを貼るのが面倒という人は、遮熱スプレーを使うのをおすすめします。
車の窓に吹き付けるだけで、手軽に暑さ対策ができます。ただ、1~2か月程度で効果が切れてしまいますので、こまめにやり直さなければならないという点に注意。
1~2ヶ月に1回とはいえ、作業回数を考えるとある意味でこっちの方が面倒くさいかもしれません。
冷却スプレーを使う
冷却スプレーを車内に吹きかけると、温度を下げてくれます。
ただ、車内の温度は実際に下がっているのですが、体感としてそんなに変わらないという人も結構多いので、過度な期待は禁物。
それから、高温の車内に放置していると、破裂してしまう恐れがありますので、必ず持ち運ぶようにしてください。
人体用の冷却スプレーを使うのもアリ
車内に吹きかけるのではなく、自分自身に冷却スプレーを使うという方法もあります。
直接的に涼しくなりますから、「暑い!」と思った瞬間に自分に冷却スプレーを使ってみてください。
もちろん、人体用の冷却スプレーも高温で破裂してしまう恐れがありますので、持ち運ぶようにしましょう。
まとめ
車内を涼しくする方法について紹介したのですが、車を停める時は日陰を選ぶ、窓を少しだけ開けておくなど、暑くならないようにするのも大切です。
真夏はちょっとした手間で、車内の温度が大きく変化することもありますから、ぜひ実践してみてください。